2016年2月27日土曜日

画面キャプチャ管理プラグイン

RPGツクールMVで使用可能な自作プラグイン「画面キャプチャ管理プラグイン」の紹介です。


プラグインの説明

プレー中のゲーム画面をキャプチャしてファイルに保存したり、ピクチャとして表示したりできます。制作中やテストプレー中などキャプチャしたいときに別のソフトを使わなくてもすぐにゲーム画面をキャプチャすることができます。キャプチャは以下のタイミングで実行されます。

キャプチャを実行できるタイミング

  • 指定したファンクションキー or PringScreenキー押下
  • 一定時間ごと
  • プラグインコマンド実行時

作成したスクリーンショットのサンプル

作成した画像は、png、jpeg形式で指定した場所(相対パス、絶対パスを指定可能)に保存できます。絶対パスの場合はエクスプローラーから直接パスをペーストすればその場所に出力されます。画面の下に署名を埋め込むこともできます。キャプチャしたときの効果音や、連番やタイムスタンプを付与する等、一般的なキャプチャソフトと同等の機能を備えています。

さらに、キャプチャした画像をピクチャとして表示する機能も備えていて、様々な演出に利用できます。ただしキャプチャピクチャはセーブできません。セーブされる前に「ピクチャの消去」で消去してください。また、プラグインコマンドからキャプチャする場合以外は、テストプレー以外での動作を禁止することができます。

追加機能

著名は、文字列のほかにも任意の画像ファイルを埋め込むことができます。よりオリジナリティのある署名が利用できます。

ダウンロード

プラグインファイルはGithubで公開しています。

ダウンロード(Download)

利用規約

当プラグインはMITライセンスのもとで公開されています。作者に無断で改変、再配布が可能で、利用形態(商用、18禁利用等)についても制限はありません。このプラグインはもうあなたのものです。

http://opensource.org/licenses/mit-license.php

更新履歴

  • 2016/04/23 署名に任意の画像ファイルを指定できる機能を追加
  • 2016/03/31 画像の出力先を絶対パスで指定できるよう修正
  • 2016/03/15 文章のスクロール表示が正しくキャプチャできない問題を修正
  • 2016/02/24 初版

18 件のコメント:

  1. こんにちは、ナーラと申します。
    自作ゲームに素材プラグインを使わせていただきました。
    素晴らしいプラグインを提供していただき、ありがとうございます!

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    1. こんにちは。プラグインのご利用ありがとうございます!
      有効に活用していただけてとても嬉しいです。
      今後ともよろしくお願いします!

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  2. 必要だったのプラグインです。
    ありがとうございます。

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    1. はい。いつもご利用ありがとうございます!

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  3. 連番の割り振り機能は1プレイごとにリセットされているのですね…
    ゲームをF5した後に別のキャプチャを撮ったつもりが上書きで前のが消されてすごくショックです。

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    1. 連番指定の場合は1プレイごとに初期化される仕様となっています。
      以前のものを確実に残したい場合は、パラメータを変更し、タイムスタンプを付与する形式でご利用ください。

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  4. はじめまして、いつも素晴らしいプラグインを作っていただきありがとうございます、
    こちらもたいへん制作が捗っております。こちらのプラグインについて一つ人門があるのですが
    「My Documents」や「Desktop」などに保存させたい場合はどのように記述すればよろしいでしょうか…
    「%USERPROFILE%」などだとエラーが発生してしまうため、何かご助言があると助かります。

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    1. はじめまして! プラグインのご利用ありがとうございます!
      パラメータに環境変数を使える機能を追加しました。(ver1.4.0)

      「%USERPROFILE%\Desktop」で多分デスクトップに保存されるはずです。

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    2. 迅速な対応、大変ありがとうございます。
      早速導入しようと思います!

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  5. トリアコンタン様、こちらのプラグインを使わせていただいております。
    一つご質問なのですが、私はこのプラグインで作られた画像を一番上に表示することで、その下で他のピクチャを書き換え、いわば着替え室のような役割を担ってもらい、スムーズに画面の描画をするようにしております。
    機能としては全く問題ないのですが、メモリを見ていると、このプラグインでピクチャを製作、表示を続けると劇的にメモリ使用量が増え、最終的に、Windows10のタブレット(exeインストール)だと、画面ごと落ちてしまいます。
    何か、原因等考えられますでしょうか・・・ ご教授いただけましたら幸いです。

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    1. トリアコンタン様、すいません。質問の投稿者です。この現象は、1.3.1で発生し、前のバージョンでは起こらないことがわかりました。恐らく最新版の不具合と思われます。プラグインの問題ではなく、失礼しました。1.3.1はメニューを開いたり閉じたりするだけでメモリが増えて強制終了するようなので、メモリ問題が解消された1.3.2が出てくるのを待とうと思います。

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    2. キャプチャにはメニュー切り替えと同じ仕組みを使って画面を画像化しています。1.3.1ではこの処理を連続して行うとメモリリークが発生することが判明しています。こちらの対策プラグインが有効かもしれません。よろしければお試しください。

      http://www.oggy-rpg.com/2016/09/14/post-101/

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    3. トリアコンタン様、お返事ありがとうございます。oggy様のプラグインは入れてみたのですが、うまくいかないため、古いバージョンに変えて、取り急ぎ回避できました。
      しかし、今回1.3.3に変えたところ、今度は、[TypeError: Cannot read property 'y' of undefined
      at Spriteset_Map.Sprite._renderWebGL (/C:/Users/user/Desktop/kunamain/js/plugins/MakeScreenCapture.js:460)]
      と出て、終了になりました。
      私のプラグインか処理が悪いかもしれませんが、比較的はっきりメッセージが出たので、ご報告に上がりました。何かお教えをいただけましたら幸いでございます。

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    4. すでに修正版があると知らず、大変失礼いたしました。1.3.3でもメモリ問題が解決していないようなので、しばらくバージョンアップは様子見して、こちらのプラグイン動作を優先して使わせていただきます。

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  6. 大変失礼しました。すでに修正版が出ていたのですね。お騒がせしました。
    やはり、1.3.3でも例のメモリの問題はそのままのようですね・・・ トリアコンタン様のこのプラグインは私のゲームに絶対必要なため、バージョンアップをしないことも検討いたします。

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    1. すみません、ブログに記載している更新情報は古くなっているので削除しておきます。
      メモリ問題はpixi.jsの見直しが必要になるので修正には時間がかかるかもしれません。

      なお、最新版は本体v1.3.2以降でエラーになる問題を修正した結果、1.2.0で文章のスクロール時に正しくキャプチャできない問題への対処コードが削除されています。1.2.0をお使いになる場合、当プラグインはこちらの1.4.0を使用することを勧めます。

      https://raw.githubusercontent.com/triacontane/RPGMakerMV/1490281fb358de19f175fd2921d67728368af61b/MakeScreenCapture.js

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    2. トリアコンタン様、お返事ありがとうございます。かしこまりました。そのようにさせていただきます。
      それと、プラグインへの質問と違い、恐れ入りますが、
      1.2.0でも、モバイル機器で20~30分プレーするとメモリの問題で停止することが多くの機器で私は確認しました(ピクチャを多用するためと思われます)。
      しかし、1.3.0以降では、メニューを開け閉め、または文章の表示をするだけで劇的にメモリが上がってラグまたは強制終了となります。しかも、新規プロジェクト、加工一切無し、でもなります。oggy様のプラグインで、画面を放置すると次第に下がりますが、「メニューを開いたら画面を放置してください」というのはちょっと気がひけるため、取り急ぎ、このようなことを回避する方法があればと思っております。
      海外のフォーラムでも、この問題はあまり取り上げられているように見えず、次のバージョンアップ対象に入っているのかも不安に感じます。
      お忙しい中まことに恐れ入ります。もしよろしければ、お教えをいただけましたら大変幸いです。

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    3. お疲れさまです。
      現状、ツクールMVのコアスクリプトだけでなく、描画エンジンであるpixi.jsも、HTML5の実装自体もハードウェアの性能に対して、発展途上な部分があり
      特にモバイル端末では、使用するピクチャの量によっては動作が厳しくなる可能性が高いのが現状です。

      こちらの方がパフォーマンスプラグインを作成されていますので、試してみてはいかがでしょうか?
      https://github.com/sabakan03/mv/blob/master/Project/js/plugins/Saba_Performance.js

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